滋賀県立大津高等学校創立70周年記念事業のお知らせ

 同窓会会長 片山彰一

 

 大津高校同窓会会員の皆様方には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 日頃より、本会の活動に対しまして、格別のご理解、ご協力を賜り心よりお礼申し上げます。

 さて、令和元年(2019)6月に会長職を引き継ぎ、歴代会長の意志と責任を心にとどめ、微力ながら務めてまいりましたが、はや2年が経ちました。

 顧みますれば、令和の輝かしい時代の幕開けの後、間もなく新型コロナウイルスが全世界で猛威をふるい、日本でも未だ終息を見ない状況下で社会生活に大きな影響を与えております。

 同窓会活動におきましては、役員会のリモート会議の併用や学年同窓会開催支援事業の実質的な休止、また、会則で2年に1度開催が規定されております総会につきましても、令和3年度は開催ができない事態となっております。

 このような状況下でありますが、在校生の皆さんは学業に励むとともにクラブ活動等において、文化、スポーツ部門で、県下は勿論のこと全国でも優秀な成績を修めて頂いております。

 私たち同窓会会員は、こういう時代であるからこそ、高校時代に培うことができた社会的能力や感性豊かな人格形成に感謝し、母校の更なる発展のため、在校生の皆さんを物心両面で支えるとともに同窓会会員相互の交流を深めて参りたいと存じます。

 昭和29(1954)度に第1期生95名が卒業されて以来、令和2(2020)度の卒業生315を加えますと22,174名を数えます。そして、令和4(2022)には、輝かしい高校創立70周年を迎えます。

 コロナ禍という状況であっても、大津高校を心のより所として、また、卒業生としてプライドを持ち、学校の発展は勿論のこと、地域や社会に貢献できますよう、引き続き、同窓会活動に皆様方からのご支援、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。